赤ら顔には、3つのタイプがあります。
①「皮膚の下の毛細血管が透けて見える赤ら顔」です。
通常、皮膚の下にある毛細血管は皮膚の表面から見えません。
しかし、皮膚が薄くなってしまうと透けて見えるため赤く見えるのです。
また、気温の急激な変化などによって毛細血管が拡張すると、 その部分を流れる血液が多くなってより赤く見えるようになります。
緊張やストレスで顔が赤くなる「赤面症」もこれに当てはまります。
②「炎症で皮膚が赤くなる赤ら顔」です。
これは皮膚そのものが炎症を起こし赤くなるタイプです。
乾燥肌やニキビなどの肌トラブルがこれにあたります。
この赤ら顔については洗浄不足の改善や、保湿クリームなど適切なケアを行えば改善できます。
③「病気で皮膚が赤くなる赤ら顔」です。
脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、酒さといったもの。
特に脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎で肌が弱い人は 炎症を起こすとその部分の免疫が落ち、雑菌が繁殖しやすい状態となります。
そこから新しい肌トラブルとなるという負の連鎖になることも考えられます。
皮膚の炎症による赤ら顔は色素沈着も起こしてしまうので注意が必要です。
赤ら顔でお悩みの方や抗炎症剤(ステロイド、ホルモン剤、非ステロイド抗炎剤、抗ヒスタミン剤)の使用経験者の方は、最後まで読んでくださいね。
赤ら顔の方や過去に抗炎症剤を使用していた方の中には、身体を守ろうとする防衛本能が誤作動を起こして、皮膚に接触するさまざまな物質を自分の体に対して不利益な物質として認識し、攻撃する自己免疫疾患という厄介な病気にかかってしまうことがあります。
そんな方は、ある対策を取ることで体質改善をしていかなければ今の状況から抜け出すことができません。
1. ステロイド軟こうを使用してください。
えーって思われるかもしれませんが…よーく頭の中を整理して読んでくださいね。
自己免疫疾患による過剰攻撃はあくまでも体質異変であり、治す薬はありません。
化学物質が原因で起きている、この症状に対しての改善する方法としては、毎日のスキンケアで自然治癒力の回復を計ること。
本来、私たちの皮膚組織は様々な刺激物と戦って、病んだ皮膚は一時的に修復され、毎日せっせと細胞分裂を続けながら働き続け、少しづつ入れ替わり、健康な皮膚が育ってきます。
ただし、そのためには一定の時間が必要になってきます。
同時に、習慣性、禁断症状、過剰防衛を抑えてトラブルの発生を防ぐ必要があります。
そのためには、ステロイド軟こう( 薬理効果 )を使うことで一時的な対処( 仕切り直し )による症状の緩和が必要になってきます。
2. ここがとても重要です。
コクレイ・アビエル商品は、皮膚機能の回復を図り、免疫力・自然治癒力・正常菌叢の調和の取れた活性を促すことで自己免疫疾患の改善を行ないます。
但し、自己免疫疾患は敵味方の見境なく自分の細胞ですら攻撃していまいますのでコクレイ・アビエル商品に対しても過剰反応を起こすことが考えられます。
その際の保険として、コクレイ・アビエル商品をつけた上からステロイド軟こうをつけて欲しいのです。
白血球の過剰反応で傷ついている細胞の修復をステロイド軟こうに手伝ってもらいながら、敵じゃないよ安心してとパニックになっている孤独な戦士である白血球をなだめ続けます。
ステロイド軟膏の副作用の負の部分を解毒しながら少しづつ表皮層・真皮層の各細胞の機能回復を図ることでターンオーバーが正常に行われるようになってきます。
元気な皮膚を育てるために製品開発されたコクレイ・アビエル商品の基本となる商品が
<顔> 薬用アビエルPLエモリエントエッセンス
<顔・体 > アビエルボディーローション
<頭皮・顔・体> コクレイ薬用育毛剤
この3商品になります。
3. 炎症や痒み、傷みの発生が無い事を確認できましたら他の商品を様子を見ながら取り入れていきましょう。
< 顔 >
アビエルクレンジングフォーム・コクレイコレクションエステローション・コクレイオイルエッセンス・アビエルクリーム・アビエルクリームS
< 体 >
アビエルPLボディーシャンプー・コクレイコレクションエステローション・コクレイオイルエッセンス ・アビエルクリーム・アビエルクリームS
< 頭皮 >
コクレイヘアシャンプー・コクレイヘアトリートメントリンス・コクレイコレクションエステローション・コクレイオイルエッセンス ・アビエルクリーム・アビエルクリームS
を順次お使いください。
赤ら顔は細菌感染症によって発生します。
具体的には黄色ブドウ球菌、化膿連鎖球菌、白癬菌( 角化を伴うもの )、カンジタ菌、緑膿菌などの菌によります。
また、これらの菌が繁殖するには必ず原因があります。
あなたの赤ら顔の原因をチェックしてみましょう。
① 無添加天然化粧品を使っている→ 腐敗
② 手作り化粧品を使っている→ 腐敗
③ カラーリングを使っている→ 毒性反応・アナフィラキシー・リバウンド
④ 化学化粧品を使っている→ 毒性反応・アナフィラキシー・リバウンド
⑤ 化学物質を使っている→ 毒性反応・アナフィラキシー・リバウンド(パーマ液、合成界面活性剤、スタイリング剤)
⑥ 薬( 副作用 )を使っている→ 睡眠薬・鎮痛剤・精神安定剤・痩せ薬
⑦ 生活の不摂生→ 睡眠不足・疲労・喫煙・二日酔い・偏食
⑧ その他→ 洗浄不足・金属アレルギー・光過敏症
原因物質で取り除ける物に対しては、中止をされることが望ましいですよ。
症状が悪化した場合の対策
季節の変わり目や体調の悪い時、又新しい製品を使用した時、一時的に炎症がぶり返す事があります。
その場合、医師の診断を受けて頂き、指示に従って抗炎症剤やステロイド薬剤の力を一時的に借りなくてはいけなくなるかもしれません。
それでもしっかりと1.~3.の順序で根気よく続けていくことで、皮膚本来の持つ、保護能力、殺菌作用、自然治癒能力が蘇ってきますので、徐々に自分が赤ら顔であったことさえ忘れられるようになります。
ミーコの店( 理学美容研究会会員 )では皮膚化学や毛髪化学を用いてお客様の症状、障害を捉え、最も現状に適した特殊技術とホームケアを提案しています。
抗炎症剤やステロイド薬剤と上手に付き合って、そして正しいスキンケアをすることで健康な皮膚を一日も早く取り戻してください。
シャンプーがきらいなキンちゃんは、一生懸命我慢します。
そしてドライヤーもきらいだけどやっぱり一生懸命我慢します。ごめんね!
疲れさせてしまって…。眠たい顔が可愛くてパチリ☆