
漏性湿疹・頭皮の臭いを解決するには…。
頭皮が臭う・痒い・脂ぎっている…何でかな?
朝シャンしたのに…。
お昼頃にはもう…頭皮が臭う・痒い・脂ぎっているのを何とかしたいそんな人は、今使っているシャンプー剤に問題があるかもしれませんよ!!
その前に頭皮の保護作用について、お話しします。
頭皮の保護物質には皮脂膜・角質膜・水分・正常菌叢があります。
この保護物質が、さまざまな外敵刺激物質から頭皮を守っています。
ところが保護物質は、役割を終えると頭皮の汚れになってしまいます。
頭皮の汚れには、皮脂・角質(アカ)・老廃物 があります。
この3つの汚れを除去しない限り頭皮が清潔になったとは言えません。
でも、以外にこの3つの汚れを除去することは難しいです。
一般に売られているシャンプー剤の成分には、石けん、合成界面活性剤が使われています。
< 石けんカスの問題点 >
石けんは最もナチュラルな洗浄剤ですが…汚れの成分である皮脂を乳化するという方法で除去するため、石けんカスが発生してしまいます。
石けんカスが毛穴をふさぎ、代謝異常を招いてしまうと過酸化脂質が形成される。
↓
プロスタグランジン・ヒドロペルオキシドの発生
↓
フケ・脂漏性湿疹
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脂漏性脱毛症
石けん自体は刺激性・毒性は少なく、バクテリアで生分解される為、河川を汚染することが少なく、最も安全な洗浄剤なのですが…。
< 合成界面活性剤の問題点>
界面活性剤は、主にマイナスイオンによって、皮脂の表面張力を低下させることで皮脂を除去します。
ところが市場に流通している製品の場合は、石油化学原料や溶剤や促進剤が使用されている為、毒性、刺激性のあるものが多く、過敏症やアトピー性皮膚炎、アレルギー体質を引き起こす人もいます。
そして合成界面活性剤は、バクテリアによって生分解されないため、公害の原因にもなっています。
そして両者とも皮脂に対しては有効ですが頭皮の汚れの大部分を占める角質(アカ)を除去することは残念ながら出来ません。
< 最近よく耳にする正常菌叢 >
私たちの頭皮は尋常菌といわれる多くの微生物によって守られています。
ところが多くのシャンプー剤には殺菌剤・消炎剤・抗ヒスタミン剤・フケ防止剤が配合されています。
これらの薬剤は正常菌叢を破壊し、外来菌の繁殖を促し、逆にフケや脱毛を発生させるだけでなく尋常菌・常在菌のバランスを崩し、発赤や湿疹、白癜(しろなまず)などの多くのトラブルの原因を作ってしまいます。