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＜薄毛・脱毛と性ホルモン＞
男性ホルモンと女性ホルモンの働きが形成されたのは、ホモサピエンス(知的な人間)が2足歩行を始めた、450万年前（！？）まで さかのぼります。
当時の男性は平原を移動し、食料の確保に人生のすべてを費やしていました。
また女性は子育てに没頭していたことが考えられます。
当時の男女の役割分担が、今日の＜性ホルモンの働き＞を形成させたと言っても過言ではないでしょう。
 男性ホルモンは、食料確保の障害となる 外界刺激物から身体を守る目的で進化しました。
男性ホルモン（テストステロン）は筋肉の増大・闘争本能促進・体毛増加など、心身の男性的な部分に作用するホルモンです。
このテストステロンに5αリダクターゼという酵素が結びついた時に生成されるのがジヒドロテストロンです。
ジヒドロテストロンには毛髪の元となる細胞（毛母細胞）の働きを低下させる作用があることから、薄毛と関係の深いホルモンと言われています。
一方、女性ホルモンは生殖促進や食料・安全の確保を目的に進化しました。
そのため女性ホルモン（エストロゲン）は、美しい容姿や容貌に形成させ、豊かな毛髪を作る能力を得ることになります。
このエストロゲンは、肌や髪の潤いを守ったり、女性特有の丸みを帯びた体をつくったり、女性の体全体の健康を支える役割も果たします。また、脳や自律神経にも働きかけるため女性の心身に大きく影響します。
毛髪に関して言うと男性ホルモンは脱毛に関与し、女性ホルモンは豊かな髪の毛に関与するということになります。
ところが、現在社会では更年期や加齢に加えて 無理なダイエット・ピルの服用・生理不順 ・婦人病 ・環境ホルモン物質の摂取等により、女性ホルモンの分泌量が著しく減少し多くの女性が 薄毛・脱毛で悩む結果になっています。
加えてパーマ剤・カラー剤・スプレー剤・シャンプー剤・トリートメント剤・ワックスなどに使用されている化学物質は、かぶれによる接触性脱毛症を誘発させることになり、美しい毛髪が危機的状況に陥っています。
又、日常的に私たちはさまざまな刺激を皮膚に与えています。
　　・ 機械的刺激･･･圧迫、摩擦
　　・ 物理的刺激･･･紫外線 〔中波長〕風 乾燥 低温 高温
　　・ 生物的起因物質･･･ かび 細菌 ウイルス 毒性植物 毒
弱った頭皮には大きな負担であり、ストレスであり、負荷をかけてしまいます。
本来女性にとって毛髪は命とも言われ、女性の容姿・美貌や女性的魅力の形成に大きな影響力を持っています。
薄毛や脱毛を感じたら、ミーコの店に今の状態をご相談ください。
特に女性の場合は、スキンケア商品を見直すことで薄毛や脱毛は改善できます。

＜ 男性ホルモン・テストステロンの働き ＞
① 皮脂の分泌を促す
　　・保護 （ 生物的起因からの制御 ）
② 角化を促す　
　　・保護 （ 機械、物理的刺激からの防御 ）
③ 色素の分泌を促す
　　・保護 （ 悪性の紫外線からの防御 ）
④ 毛孔を広げる
　　・保護 （機械的刺激からの防御）
　　・威嚇 （体毛 陰毛 腋毛の成長促進）
⑤ 前頭部の毛の固着力の低下
　　・脳の保護 （体温調整）

＜ 脳の温度上昇の抑制システム ＞　
男性ホルモン( テストステロン )が、毛根付近に存在する5αリダクターゼ酵素と結びつくとジヒドロテストロンというホルモンに変換されます。
ジヒドロテストステロンが、毛根にある毛母細胞の受容体と結合すると毛根は収縮し、髪の毛は成長を止めて抜け落ちます。（毛包部細胞分裂の抑制）
その後は、毛根が収縮しているために産毛程度の弱々しい毛髪しか生えてきません。
やがて毛根自体が閉じてしまい、脱毛へと進みます。（ 通気性の亢進 ）
　
＜ 女性ホルモン・エストロゲンの働き ＞
① 脂質の分泌を抑制する （ 荒れ肌 ）
② 角化を抑制する （ 色白 透明感に富む ）
③ 色素の分泌を抑制する （ 美白作用 ）
④ 毛孔を狭くする （ 産毛 ）
⑤ DNAの活性
　　・基底細胞の増殖 （ 表皮、傷、炎症の修復 ）
　　・繊維芽細胞の活性 （ 真皮、傷、炎症の修復 ）
　　・毛母細胞の活性 （ 育毛効果 ）
⑥ 副腎機能の亢進 （ 皮膚の健康維持 ）
⑦ カルシウムの吸収 （ 血液のアルカリ化 ）
⑧ 白血球、リンパ球の活性化 （ 免疫力の強化 ）
⑨ フェロモンの分泌 （ 異性の刺激 ）。


キンタロウは、シーズー犬です。
とても毛が伸びるのが早くってカットして一か月もするともうモコモコで別の犬種のよう？！
フワフワの毛は、柔らかく気持ちがいいのですが…ブラッシングをしないとすぐに毛玉になってしまいます。
そして一回り大きく見えて、みんなにキンちゃん太った？と聞かれます。

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